月別アーカイブ: 2014年10月

飾らないでみよう

『粕谷幸司の自由なコラム』05

 どんな言葉を選んでしゃべってみても、僕が僕であることはそう簡単には変えられないのだ。

 けれど、どこか飾っちゃうんだよね。カッコつけちゃうというか。
 もちろん、タレント活動をする上では、存在を偶像化するというか、多くの人が「好い」と思えるナリフリをしていることも仕事のうちなので、天才ではない限り、そのまんまの自分で在るというのも違うんだけれど。
 けれども、ね。最近は僕、ちょっとその飾りを解いてみようと思ってて。実験中なの。

 今のところ数少ないけれど存在してくれている女性ファンのことを思って、なるべく黙っていたのだけれど。実は僕、かなり毛深いんだ。
 髪の毛が、わりと量が多くて、太くてしっかりしてるので、もしかしたら想像に易いのかも知れないけれど。しかし、全身の毛が白いから、目立たないということもあるのだけれど。
 まゆ毛はね、よく見ると眉間がつながってる感じでね。まつ毛も、たまに目に入って泣いちゃうくらい存在感ある。鼻毛は、けっこう定期的に刈ってるし。ヒゲも濃い、首の方までたっぷり。
 胸毛は、ちくび周辺まで広くはびこっていて。ヘソ毛はそのままデリケートゾーンへつながって…、ん? ちょっとしつこいか。
 ともかく、僕は実は、全身かなり毛深い。
 とは言っても、僕が全裸ないしはそれに近い格好でみなさんの目に触れることは可能性として低いし(無いとは限らないけど、将来的に)。言わなければみんなの頭の中では《美しいアルビノの身体》を想像してもらえるんだから、バラさなければ良いのだけれど。
 けれど、なんと言うかね。これがリアルな僕でして!…って、言いたくなるんだ。

 これを読んでくれているくらい、僕に興味を持ってくれている方は、もう知っているだろうけれど。
 僕は愛煙家です。煙草を、よく吸います。
 …これもね。社会的にはもはや「煙草を吸ってる人間は悪」という考えが“常識”みたいになってるし。ちゃんと丁寧に隠していれば、嫌煙家の人から嫌われることも無いんだし、もしかしたら少しはモテる要素になるのかも知れないし…、言うだけ、損なんだけれどね。
 でも僕は、煙草が好きで、吸ってるんだ。

 あと、けっこう神経質っぽいところもある。部屋の中も、決してピカピカというわけではないけれど、物の配置とか、気になったりして。人を招いて何かして、終わって帰ってもらった後に、独りで後片付けをしている時とかも、いちいちポイントをチェックしてたりする。
 でも自分の中の許容範囲ってのは雑なもので、破れたパンツも「まあバレないし」と思ってはいてたりするし、換気扇の下は煙草の灰が散らばってたりもする。

 お酒はね、好きなんだけれど弱くてね。人と一緒に飲んでる時は潰れないようにしてるけど、独りでヤケ酒しちゃってる時とか、遠慮無く飲める仲間と居る時とかは、ベロンベロンになることもある。
 弱いから、記憶無くなることは無いんだけれど、意識が無くなる寸前とか、話しながら寝ちゃうとか、そうかと思えばあっという間に気持ち悪くなってトイレに駆け込むとか…、あまり褒められたもんじゃない飲み方になることも、ある。

 人間としてダメな、危険ドラッグとか、違法薬物とか、そういうのは絶対にしない。
 ギャンブルも、楽しさがあまり見出だせていないこともあるし、お金がないし、しない。
 けど、だらしない生き様なところはある。

 まだまだ書き切れないけれど、そういう、出したくもない所も含めて、僕が僕であるんだなあと、思うわけで。
 僕のそういう所を知って、それも含めて「粕谷幸司って好いな」と思ってくれる人こそ、大切にしたいなあと思うの。

 だから、もっと飾らないで…というか、むしろ自分の恥ずかしいところを積極的に“(何らかの)面白さ”として発信していきたいなって、最近よく思ってる。

 …それでも、好きでいてくれるかな?

大角玉屋の いちご豆大福

『ひらいまさゆきの「あんこに想いを廻らせる。」』05

ども、あんこ大好き!平居正行です。

ハイブリッド[hybrid]〔名〕
①動植物の雑種。「ハイブリッド米(まい)」
②異質の技術・素材などを組み合わせること。
(※明鏡国語辞典より)

ハイブリッド。そう、それは素敵な言葉。特にあんこ好きのおいらにとっては。
あんこに意外なものを組み合わせて、しかもとっても美味しいものが出来上がるなんて、なんてミラクルなのでしょう。
今回の「あんこに想いを廻らせる」は、そんなミラクルの申し子、いちごと大福のハイブリッド和菓子、いちご大福でございます。

有楽町と銀座の境目辺りの、高速道路の高架下にある、大角玉屋という和菓子屋さん。
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ショーウィンドウには、豆大福らしき見本がぽこぽこと並べられています。
しかしよくよく見てみると、豆大福の中に、いちごが入っているではないですか!
おいら(これは豆大福なのか?いちご大福なのか?いったいどんな味なのか。。めっちゃ気になる~!)
ええい、迷っているより食べてみた方がいいに決まってる!ってことで。いちご豆大福、3つゲットしてしまいました♪

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見た感じは、本当に普通の豆大福。
さてはて、ではその味はいったいいかがなものか?
意を決して食べてみると、おおっ、意外としっかりした豆大福!豆の具合も程よくて、あんこも甘さ控え目で美味しい。
そしてその真ん中に、甘酸っぱいジューシィないちごが現れてじゅわ~っ!と果汁が口いっぱいに広がっていく。
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それぞれそれだけ食べても美味しいのだけれど、豆大福の甘さといちごの酸味が見事にお互いの味を引き立て合っていて、まさにハイブリッド和菓子!まさにその名の通りの「いちご豆大福」でした!

実はおいら、「いちご大福」という点で、とある心配事が頭の中によぎっていたのですよ。
過去、食べてきたいちご大福にありがちな残念な状態が2つありまして。
ひとつは「いちごの水分のせいで大福部分(もち)がぐじゅぐじゅになってしまっている」こと、もうひとつは「いちごが酸っぱすぎる」こと。
そんなことになってやしないか、と。
しかしその2つの不安要素、全く感じることなく完食できました。とっても良かったです。

この大角玉屋さん、なんと、いちご大福を初めて販売したというお店なのだそう。
昭和60年正月、大角玉屋3代目社長の大角和平さんが、新聞に載っていた電通の「今年の流行」みたいなコラムで「洋菓子・ケーキの時代がそろそろ終わり何かのきっかけがあれば和菓子の時代が来るだろう」という記事を読んだことがきっかけで、大福にいちごを入れてみたらおもしろいかもしれない!と、「いちご大福」を発案、つくりはじめたとのこと。
確かに思い返してみると、おいらが幼稚園児くらいの頃からいちご大福(大角玉屋さんのではないけれど)を食べていた記憶があるもんで、時期的にはぴったりなのですな。
というか、いちご大福がつくられはじめてまだ20年くらいしか経っていない新しめな和菓子なのだということに、ちょっとびっくりしています。

そして、大角玉屋さん、いちご大福だけでなく、他にもいろいろありまして、季節限定で栗大福もやってます♪(そちらも気になってしまい、翌日手に入れて食べちゃいました・笑)

はてさてあんこコラムの第五回、今回おいらが想いを廻らせたあんこは「大角玉屋の いちご豆大福」でした。

美味しいあんこは美味しいうちに、どうぞ本日中にお召し上がり下さい。
おしまい。
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縁の下の遊び人

中澤まさとも『人生のパクが早上がりでもさ!』05

文化・文明的な表現の一つとして、思想や活動のアイコン化というものがあります。それは一つの言葉として表現されたり(ルネサンス運動やデモクラシーなど)、絵画造形によって産み出されるもの(十字架や星座や神話の神々)があるわけですが、昨今の日本において最も分かりやすいアイコン化は“マスコットキャラクター”というものだと思います。
マスコットキャラクターにも色々いますが、今回は人間並みの大きさに三次元立体化されたマスコットのお話をしましょう。
ああ、全く迂遠な言い方をして申し訳ありません。要するに“中の人などいない!”という概念に乗っ取って前置きをしたのですが、このままでは支障があるので、夢見る少年少女たちの目に触れないよう大人たちには配慮していただくことを前提に話を進めましょう。
えー、声優の仕事のひとつに“着ぐるみへのアテレコ”というものがあります。
着ぐるみには人間が入るわけですから中からその人が声を出せばいいじゃないか、と思うかもしれませんが、着ぐるみというやつは恐いもので、その構造上ほとんどが声が通らず籠るし、仮に口元に集音できるマイクを装着するインカムを仕込んだとしても、キャラクターによっては多少の差はありますが、それなりの圧迫感・重さの着ぐるみを中から操作するという重労働を必要とされ、更にマスコットキャラクターというものは言うなれば関連する商品の販売促進・広報を目的のひとつにしておりますから、同時多発的に各地イベントに登場することもあるわけで、すると同じキャラクターなのに中から違う声がする現象を避けなければならないのです。
こうして過酷な労働になることを避けるため“着ぐるみを着る人”と“そのキャラクターに声というアイコンを与える声優”という分担が生まれるわけです。
…まあ、細かく言うとヒーローなどは本人の声じゃないことが殆どですが、この場合はアイコンとしての度合いが声よりも“着ぐるみそのもの”の方が強いからですね。だからショーによっては収録されたテープと違う声やキャラクターになっていることがあったりして…(笑)僕はなるべく似せるようにしてきましたが…。
脱線しましたが、僕はそんなお仕事もしたりするわけです。
一般的にセリフはアドリブのように思われていますね。そして、声優のアドリブに着ぐるみを着る人はわたわたと合わせる…と。
確かに巧みな方は台本なしでポンポンセリフを構築しますが、僕はアドリブ弱いので大体決めます。ほんと、僕は台本ないと生きていきにくい奴です。
着る側の時は人のアドリブにも合わせるんですけどねー。大変ですけどねー。
2013年の7月にカプセル兵団さんの演劇『超鋼祈願ササヅカイン~新たなる脅威~』に出演したのを思い出します。
主役の東京笹塚のご当地ヒーロー・ササヅカインの声を稲田徹さん、スーツアクターを下尾浩章くんが演じられたわけですが、稲田さんがもうこれでもかと下尾くんに無茶ぶりをするという!しかも面白いものだから下尾くんも頑張るという!
スーツアクターと声優のコラボならではの化学反応なのでしょう。
そう言えば、このコラムが掲載される頃には僕とあっくすがパーソナリティをしている『ボクとセカイのwebラジオ』のマスコットキャラ投票が終わっていますね。
候補が2つあってどちらも僕がデザインさせてもらったのですが…どちらになったのでしょうね…?そして、将来的に声が付くのか否か…ドキドキします。
11月のアニメイトガールズフェスティバルお楽しみに!