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簡単に解説しますと

中澤まさとも『人生のパクが早上がりでもさ!』01

どうも、最近“雨男”疑惑のある中澤まさともです。でも『死神の精度』の千葉みたいでいいなとかそんなことは置いておきます。
さて、のっけからセルプロ(自己投影)かましてますが、我らProject One-Sizeでコラム企画を始めました。経緯についてはポッドキャスト番組「3色丼」2014年5月31日配信分をお聞きください。はい。
タイトルもずいぶん悩みましたが、この企画を発した経緯も含めて僕の性格と自分の居る業界の用語を絡めてみました。簡単に解説しますと、
パク→声優が声を吹き込む対象が口を動かして喋り終わるまでの間。または映像内に表示される対象の人物の名前が表れてから消えるまでの時間。
早上がり→前述のパクが消えるより若干早く台詞を言い終えてしまうこと。
収録の時にはNGの対象になることです。ちょっと焦ったり、感情が乗りすぎちゃったまま喋ったりするとこういうことが起きたりします。
また僕の場合、人生において即決を迫られたりした際に、今でこそ「すみません、○○秒ください」とか「○○に相談する(大体One-Sizeの二人に)ので、一日待ってもらってもいいですか?」とか言えるようになったのですが、数年前まで余裕を持って考えて決められないことが多く、焦りに焦って自分が本当に望んでないことを選択し(大体は嫌われるのが怖かったり、反論できる論拠がないと自分から退いたり)、後悔を生んでしまうことが多かったと思います。
後悔は厭なものです。選択した後は割り切って行動するけど、ふとした時とか終わった後とかに「う~ん、しなくてもよかったなあ」って思ってしまう…そういう経験ないです?
例えばそう…すっごい欲しいコンプリートセレクションなライダーのベルト(オイオイ)があって、これが予約受注生産で申し込み締切が迫っていて「今これ買うと色々やばいんだよなあ…でも、期限を逃したら手に入らないし…だが…しかし…!」と悩んだ挙句、予約購入してちょっと生活が窮したりして「すごく欲しかったけど…なんかやっちゃったなあ…」ってちょっとバツの悪い思い出が付加させたために、本来は自分の中で最っ高にキラキラしている『ライダーのベルト』というものに後悔の影を粘つかせてしまうんです。
十分に筋の通した思考をせずに、焦ったり無理をしたりして決めたことは自分の好きなものをじわりと少し嫌なものにしてしまうんですね。大体の方は「しょーがない!」と割り切れるそうですが、僕は「あ゛ーあ゛ーっ」と割とうじうじします。
そんなものですから、僕はよく『人生あっての娯楽ですから、自分を追い詰めない様にお買いものやイベント参加してください』と言います。自分の出演作品も含めてです。もちろん買ってほしいですし、後悔させない仕事をして宣伝するのが当然ですが、自分たち(出演者と製作者さんたち)の仕事が娯楽として完成したらあとはユーザーさんたちの好き嫌いですから「僕が出演しているから絶対買って!」とは言えない性質なんです。
いや買ってくださったら嬉しい、超嬉しいです!でも、苦しい想いはあまりしてほしくないです…というのは我が儘ですね。そういうことで生まれる黒い影もさっぱり祓っていけるほどもっと色んなお仕事していかないと。
そんなわけで、今年は色々な作品に出る機会を頂けそうなので併せて色々なことを考えそうですが、未熟なりに声優を目指してきた・声優になった人間としてこれまで学んだことや考えてきたこと、これはまず自分にとって大切なことだなと思ったことを中心にお話をしていけたらと思いますので、皆さんよろしくお願いします。